年が明けた安曇野には冬の景色が広がっています。雪もあり暖冬といわれながらも冷え込みの厳
しい日はあります。春が待ちどおしいところですが気温が上がってくる前にやらなければならない
作業「種取り」をクラフトゲート匠の杜にて運営委員で行いました。
昨年夏、種繭から羽化したヤママユカをオス、メスペアにして竹陥に入れカゴに産卵しても
らったものから卵をハズし、今年の「やまこの学校」の山付けに合わせて卵を保管準備するもの
です。
まず、取れないように竹駈にしっかり産み付けられた卵を1つも残さぬよう確認しながら丁寧に
手で取り外します。ハズして集めた卵をネットに入れ、さらし粉(塩素)を溶いた水で洗い汚れ
を落とし、さらに流水で洗います。黒っぽかった卵は白くきれいな粒々になりました。これを乾
かし温度管理をして、クヌギの新芽が芽吹く季節を待ちます。
新たな受講生を迎え山付けを行うのか楽しみです。