今回は9組13名の方が参加され、真綿状にした繭から糸をずりだす方法で織り糸作りを体験されました。
お母さんと一緒に参加されたお子さんは、真綿状の繭を引っ張ると、切れずに長く伸びていく様子を不思議そうに見ていましたが、そのうちにコツをつかんだのか、2m、3mとどんどん引っ張りだしていきました。
引っ張り終わると、次はフライヤーという機械を使って撚りをかけることで、織り糸の完成です。
大人の皆さんは、完成した糸を見て、「太いところと細いところができちゃった。」と気にされていましたが、古田さんに、「織り糸は、太いところと細いところがあっていいんですよ。そのほうが織った時に味が出るんですよ。」と説明され、ホッとされたようでした。
次回は、いよいよ織物作りの体験です。人数の関係で、2グループに分かれて織り物を作りますので、体験日時を間違えないようお気をつけください。
運営委員 尾曽ほかり