第5回講座　収繭(しゅうけん)

会場:国営アルプスあづみの公園　堀金口
日時：7月15日（土）９：３０～

第5回講座の開催予定日は7月9日でしたがこの日は雨予報、九州や中国地方では水害が起きていました。講座を開催するか前日飼育林の様子を確認。収繭できる繭も出来てましたが、これからの終齢幼虫もかなりいて雨の中での作業の大変さも考え、翌週15日に延期させていただきました。
一週間待っていただいた受講生の皆さん、飼育林に行く前に古田さんからやまこの繭の作り方や繭の中の蛹がどうなっているかを聞きました。実際に繭を開き中の蛹を見せてもらうと子どもたちは興味津々、目を輝かせていました。飼育林へ移動し、いよいよ収繭です。説明を受け、作業開始、初めての受講生の皆さんには葉を上手に重ね隠れるように作られた緑色の繭をすぐには見つけられませんでしたが、探し当てると嬉しそうにカゴに入れて、次を熱心に探していました。
この日の収繭数は377個。前回の切換し講座の時、幼虫の数が減り猿による被害が疑われましたが、その後は猿の侵入は確認されず無事収繭となりました。受講生の皆さんと数を数えるのは嬉しい作業です。今回作業していない飼育林棟はまた運営委員で収繭を行います。
次回は成虫観察です。夜になりますので気をつけてお越しください。