暖かな日差しの中、令和5年度のやまこの学校が始まりました。
今年は県内から15組の申し込みがあり、オリエンテーションが終わるとさっそく飼育林に移動し、ネット張りの作業を行いました。
参加されたお父さん方が、ネットの端に結ばれた重りのついたひもを上手に投げて、ネットの一部を反対側まで移動させると、
次は参加者全員でネットを引っ張りハウスにかけていきます。
次に、張られたネットのすき間から猿が中に入らないよう、重いパイプやブロックでネットを押さえる作業ではお子さんたちが大活躍。
「これ、運んでいいですか?」「ここに置いていいですか?」と確認しながら、率先して作業に取り組んでくれました。
参加されたみなさんの、息の合った作業のおかげで、短時間のうちに青い防鳥防虫ネットを4棟全てに、南2棟には猿除けネットも張ることができました。
作業後、「あっ、こんなところにいたよ!」の声に集まってみると、クヌギの新芽に野っ子の一令幼虫を発見。「鳥に見つかる前にネットが張れてよかったね。」と言いながら、
参加者のみなさんは、写真を撮られていました。
次回、5月14日(日)は9時30分集合で、やまこの卵の糊付け・山付けを行います。今回よりも、開始時間が早くなっていますので、お間違いのないようお集まりください。