松本市の田川小学校の2年生全員約50名を対象に「やまこ学級」を開催しました。
既に4~5日前からクラスでやまこ(天蚕)の飼育を始めていたので、
子供たちは講師の古田先生のお話に熱心に耳を傾けていました。
子どもたちは、幼虫が脱皮を重ねて繭になり、やがて成虫となったやまこが餌も食べずに卵を産んで次の世代に命をつなぐ話や、
繭から糸を取らせてもらうめに人が命をもらう話などに、吸い込まれるように聴き入っていました。
子供たちそれぞれの心にやまこの命の話がどのように響き、何を感じてくれたのでしょうか。
やまこの餌になる木が学校には一本しか無いので、沢山は飼育できませんが、
窓辺に置かれたやまこは子供たちに見守られて伸び伸びと育っているようです。
繭を作り始めたやまこもいます。
子供たちはやまこが成虫になるまで無事に育てることを約束してくれました。
臨時講座「幼虫観察会」を開催しました。
天蚕の幼虫観察会
日時 平成25年6月8日(土) 午前9:00~12:00
場所 「やまこの学校」天蚕飼育林
25年度講座に参加できなかった方を対象に臨時の観察会を開催しました。
特別講座「きびそ教室」を開催しました。
日時:平成25年5月17日(金)11:00~12:00
会場:ビレッジあずみの
東京中央区の銀座中学校の2年生約100名が安曇野を訪れてくれました。
「銀座の柳」のルーツが実は豊科重柳の柳だったことによる繋がりで、銀座中学校の安曇野訪問は昨年に続いて2回目です。
「安曇野案内人倶楽部」のガイドでわさび田湧水群や万水河畔を散策した後、
4つの班に分かれて「きびそ」や「バードコール」「ガラス玉」「わさび漬作り」などを体験しました。
「きびそ」は繭から生糸を繰る時に出る生糸にならないくず糸の総称です。
「きびそ教室」では、この「きびそ」を使用してコースター作りを楽しんでもらいました。
孵化したばかりの天蚕の幼虫に興味津々の銀座中の生徒たち。
reported by 安曇野風来亭