飼育林の拡張に伴いパイプハウスを増築しました。やまこの学校を応援していただいているNPO法人安曇野ふるさとづくり応援団の皆さんの協力のもと、
新年度からの受講生の皆さんにもお声がけして作業を行いました。
地名が「岩原」というだけあって、2~30センチも掘れば石に突き当たってしまい四苦八苦しましたが、
皆さんの息の合った作業で短時間のうちに4棟のパイプハウスを設置することができました。
作業中、森の中から野猿の群れが出てきてジッと監視しているようでした。数年前に野猿によってやまこが全滅させられた苦い経験を思い出しました。
今年度は万全の対策をもって被害を防ぎたいと思っています。
オリエンテーションと、ネット張りを行いました。
今年は猿害がないようにと慎重にネットを設置する皆さん、お疲れ様でした。
朝から気持ちの良いお天気の下、
糊付けと山付けの作業が行われました。
鍋にいれたわらび粉、柿渋、水が徐々に糊状になっていく様子に興味津々。
出来上がった糊をみんなで味見をしたり、感触を楽しんだり、子供たちにも大好評‼
その糊で卵を和紙に貼り付けて、いざ飼育林へ。
飼育林はアブラムシの発生でありんこがいっぱい❗
その後の写真がありません。残念(>_<)
3回目の講座は京都の撚糸業下村さんをお迎えして、糸作りワークショップを行いました。
午前中は繭から糸をずり出し、フライヤーで糸よりをするワークショップを子供たちが体験、とても上手に出来ました。
午後は更に真綿からの糸作りワークショップ、質問も多く時間が足りないほどの盛況でした。
3齢から4齢に育ったやまこの観察と切り返しの作業を行いました。
今回は大きくなったやまこを見ようと、お子さん連れでたくさんの方が参加してくださいました。
子供たちはやまこの脱皮の様子を興味深く観察したり、下に落ちている抜け殻や頭のお皿を見つけるなどして楽しそうでした。
切り返し作業はやまこが大きくなって葉を食べつくした枝から他の葉の多い枝に移し替える作業です。
枝葉の様子を観察しながら注意深く作業していただきました。
本日は里山楽校の田んぼ教室の皆さんや里山ガイドに参加された一般の方も見学に来られたので、
賑やかな講座となりました。
今日はやまこの繭を収穫するということで、お子さん連れの方が大勢参加してくれました。
飼育林のあちこちから繭を見つけて歓声が上がっていました。やまこの学校の最も嬉しいひと時です。
ところが、ネットに取り付けたあるモノを見つけたお子さんが叫び声を上げてしまいました。
でもすぐにそれがおもちゃだと気が付いて不思議そうな顔をしています。
実は野猿からやまこを守る対策なのです。
先日、5齢に育って繭を作り始めた飼育林に野猿が侵入してしまいました。
防虫ネットと防獣ネットを張って周囲を単管パイプやブロックで押さえて厳重な防護をしたつもりだったのですが、
敵もサルもの、ネットの上に登って、もっとも手近なヤマコ食べたさにネットを食いちぎってしまったようです。
幸いにも食べ尽くされる前に発見できたので応急処置として、ラジオを取り付けたり、
おもちゃの蛇やサルが嫌がる匂いの入ったペットボトルを吊り下げたりしました。
どの方法が効果的だったのかは不明ですが、その後の被害はなく、収穫の日を迎えることができました。
第8回講座はやまこの繭を使ったコサージュの製作体験を3班に分けて行います。
今日はその第一回目。ご家族で参加された受講生が多く賑やかな中にも和やかなコサージュ作りとなりました。
コサージュの製作体験は9月23日(月)・28日(土)にも行います。
第8回講座はやまこの繭を使ったコサージュの製作体験を3班に分けて行います。
今日はその第2班目。台風17号が温帯性低気圧に変わって会場の外では強風が吹き荒れていましたが、
教室ではゆったりとコサージュ作りを楽しんでいただけました。
コサージュの製作体験は9月28日(土)にも行います。
やまこの繭を使ったコサージュの製作体験の第8回講座最終班。
たまたま公園を訪れたお客さんも是非ということで飛び入り参加。隣の方に教えていただきながら楽しそうに取り組んでいました。
自分で作ったコサージュを胸にしてご満悦のお子さん二人。記念写真を撮らせていただきました。
やまこの学校の講座9回目は糸取りのワークショップを行いました。
サナギを取り出し、煮た繭から「ずりだし」方法で糸を引き出し、「糸車」、又は「フライヤー」で撚りかけをするまでの作業をしました。
参加された皆さんからはため息も聞こえたりして緊張された一時でした。
皆さんが一生懸命に作られた糸は次回の織り体験で使われます。
受講生の皆さんが心待にしていた織りのワークショップ初日。
数種類の糸を手にして織り機に座ると、講師に教わりながら横糸を通していきます。
最初は手の動きと足の動きが合わずに戸惑う場面も見られますが、直に馴れてどんどん織りあげていきます。
織り上がった布地は本郷先生がアイロンをかけて仕上げ、額装にして出来上がり。
皆さん(^-^)vでお持ち帰りになりました。
今日は来年のやまこの学校に向けて飼育林で剪定作業を行いました。
ヤマコを育ててくれたクヌギの木の枝ぶりを整えながら飼育林の清掃を行いました。
作業を開始する頃に20匹程のサルの群れが様子を伺いに来ていました。
防猿・防虫ネットを破って飼育林に侵入してヤマコを食い荒らした群れのようです。
来年はなんとか彼らからヤマコを守り抜きたいものです。
受講生のチームワークの良さに剪定と整備作業はスムーズに終わり、
やまこの学校のスタッフが準備してくれたヌカクドのおにぎりと薪で炊いたカレーとトン汁に舌鼓を打ちながら、
やまこの学校の一年間を振り返る楽しいひと時を過ごしました。
来春の飼育林の芽吹きが楽しみです。