餌が不足しないようにクヌギの苗木1本につき幼虫1頭となるよう調整をしました。
中には4齢をむかえた幼虫もいますが、餌が足りるかどうか心配です。
カメムシに捕食されている幼虫も多いようです。
幼虫が大きくなると猿のエサにもなるので、防猿ネットも張りました。
幼虫観察を行いました。
昨夏植えたクヌギの苗木の芽吹きは順調でしたが、
芽吹いた葉っぱはすぐに硬くなり、孵化した幼虫には
硬すぎてかわいそうな状況です。
次回の観察の時には控えで
飼育している3齢幼虫をつける予定です。
本日の参加者は10名、観察の後に草取りをしていただいたので飼育林はサッパリとしました。
参加の皆さん、お疲れ様でした。
京都の下村ねん糸代表で日本竹筬技術保存研究会の会長でもある下村輝氏を講師にお招きして糸作りワークショップを行いました。
受講生の他、県内外からも大勢の方々にご参加いただき、
糸作りについて専門的なお話をお聞きしました。
糸作りに興味のある方が多い!と感じた一時でした。
お天気の下、21名の参加で行われたやまこ卵の糊付け・山付けですが、
皆さん興味津々で楽しい時間を過ごしました。
わらび粉、柿渋で作る昔ながらの糊づくりの出来上がる過程に驚いたようです。
昨夏植えた飼育林の苗木も芽吹きましたが、餌不足にならないように
今後のことも考えて少なめに山付けをし、経過観察していくことにしました。
有志の皆さんにより、パイプハウスに防虫ネットを張る作業を行いました。ネット張り作業は害虫が大量に発生するこの時期ギリギリのタイミングです。
ゴールデンウイークの最終日という貴重な時間にもかかわらず14名の皆さんが集まってくださいました。
皆さん作業分担を待つまでもなく、必要な作業をそれぞれ自発的に受け持っていただいたので、驚くほどスムーズに作業を終えることができました。
次回は、いよいよやまこの卵をクヌギに取り付ける「山付け」の作業です。
新年度の受講生の皆さんにお集まりいただきやまこの学校の入学ガイダンスを行いました。
やまこの学校の年間講座を紹介したあと、やまこの飼育から糸取りまでの基礎知識を学んでいただきました。
その後、公園内に移動して飼育林を見学していただきました。
昨年秋に植えたばかりのクヌギの木は未だ芽吹いていませんが、近くにある成木を見上げながら、どんな木に育つのかと興味津々の様子でした。
次回は、害虫やサルからやまこを守るために、パイプハウスにネットを張る作業を行います。
新年度の受講生の有志の皆さんにより、パイプハウスの建設を行いました。ネットを張って鳥や害虫、そして猿からやまこを守ります。
昨年秋ごろに植えたクヌギの苗は伸び放題の草藪に隠れてしまっています。まずは全員で草刈りから始めました。
飼育林予定地はかっては水田でしたが、「岩原」の地名の通り、30センチも掘ると岩石の層が邪魔をして穴を開けられません。
パイプハウスを建てるには45センチくらいの深さが欲しいところです。
鉄パイプをハンマーで打ち付けますが曲がってしまって寄せ付けません。
最後には削岩機を持ち出して作業しましたが、パイプハウスを組み立てるのにこの後4日間を費やすことになりました。