天蚕の生態、飼育から製糸までの天蚕に関する基礎知識を学びました。
天蚕卵を和紙に糊付けするための糊の作り方と糊付けの方法、山付けを体験しました。
予定の11日(土)が雨天のため、翌12日に開催しました。
今回は猿の侵入を防ぐためのネットを張り、除草作業を行いました。
クヌギは漸く芽吹いたところですが、2週間前に山付した卵から孵化した幼虫も数匹いました。
孵化した幼虫の数を確認するとともに、蟻などの害虫駆除と除草を行いました。
幼虫はまだ10ミリ足らずと小さく、眼が慣れるまでは、「一匹もいない」と落胆していた受講者も
「やまこ眼」になると次々と幼虫を見つけては喜んでいました。
因みにやまこは「匹」ではなく「頭」で数えます。
幼虫は脱皮を繰り返しながら大きくなります。
脱皮を終えると動きを確かめるかのように身体を丸めます。
幼虫の脱皮の様子を終わるまで熱心に観察する受講生の皆さん。
繭を作り始めるのが楽しみです。
収 繭 繭の収穫を行いました。
日時:7月13日(土)9:00~10:30
会場:天蚕飼育林
やまこの学校の飼育林のほとんどのやまこが繭を作り終えました。
受講生の皆さんは美しい緑色をした繭をクヌギの木から慎重に取り外して集めていました。
初の収繭とあって、受講生のほぼ全員が参加しての和気あいあいとした楽しい作業になりました。
収穫した繭は全部で1000個余り有りました。
この中から質のいい繭を更に選別し、来年度の種繭にします。
選別後に 羽化しないよう乾燥処理をして頂き、コサージュ制作に使用します。
受講者を2班に分けて実施しました。
日時:9月13日(金)9:00~11:30
会場:安曇野市民活動センター くるりん広場
やまこの繭を使用してコサージュづくりを体験していただきました。
日時:9月28日(土)9:00~11:30 会場:安曇野市民活動センター くるりん広場
第7回講座の前半・後半の部に参加できなかった方、及び特に希望された方のために開講しました。
日時:10月21日(月)9:00~11:30 会場:安曇野市民活動センター くるりん広場