雨がいつ降るかという空模様の7月3日、収繭が行われました。
ありがたいことに今年度は猿の被害もなく、ヤマコはすくすくと育っているようです。
とはいえ、まだ繭になったヤマコは少ないようで、収穫できた繭の数は少なめでした。
ヤマコは隠れ身の術のように見えにくい状態にして繭を作るため、繭を見つけるのが大変です。
受講生のみなさんは、くぬぎの枝葉をそっと掻き分けつつ、懸命に繭を探しておられました。
宝探しをするような気持ちだったかもしれませんね。
カメムシに体液を吸われて縮んで亡くなってしまったヤマコも見つかりました。
野生ですから、天敵の多い環境です。
繭になったヤマコは、運が良かったと言えるかもしれないですね。
この日はまだまだ幼虫の数が多かったため、実行委員メンバーが日を改めて収繭を行うことにしました。
次回のやまこの学校は、夜の開催です。
暗い中の開催ですので、どうぞ気を付けてお越しください。