公園内で活動する他団体の方たちの協力を得て設置された電気柵に守られ、ハウス内のヤマコは5~6cm大に育っていました。
これだけ大きくなると、ネットの外からでもサルに見つかり、襲撃される危険がでてきます。
そこでネットの外から見える場所にいるヤマコと、餌が少なく大きくなれないでいるヤマコを中心に、
ヤマコがいるクヌギの木を枝ごと切って、軟らかい葉の多い別の木に移動させる「切り返し」という作業を行いました。
人の気配を感じると、動きを止めることの多いヤマコですが、今回は人がいても移動したり、
脱皮を続けたりするヤマコもいて、移動する速さに驚いたり、脱皮の様子をしっかり観察したりすることができました。
参加された大勢のお子さん達も、ヤマコを観察しながら休むことなく作業に取り組んでくれました。
次回、目にするヤマコ達はどんな姿になっているのでしょうか。楽しみに待ちたいと思います。