今回は5月に実施予定だった糸取りワークショップと織り糸作り体験を同時に行いました。
来場された方から屋外に設置されたテントに行くと、まずは煮た繭から糸を引っ張りだす「ずり出し」という方法で糸を作りました。
小さな一つの繭を引っ張ると、繭がほぐれて糸が伸びていくのが楽しいようで、
お子さんたちは「こんなに伸びたー」と楽しそうでした。
次に、できた糸をフライヤーという機械を使って撚ることで手紬糸を作りました。
はじめて見る機械に興味津々のお子さんたち。保護者のみなさんも、動画や写真をたくさん撮られていました。
完成した糸を横糸として使い、次回は織物作りを体験します。
午後は運営委員のみなさんで、残っていたパイプハウスのネットを外しました。
作業後の古田さんのお話によると、来年は猿による被害を防ぐために、新たな秘策を考えられているようでした。
運営委員 尾曽ほかり