今回は幼虫観察と飼育林内の害虫駆除、草取り、幼虫を多い木から少ない木へ移す作業を行いました。
飼育林に行く前に、既に繭になったやまこや脱皮した幼虫の頭の殻、
そして桜の木に付いたウスタビガ(ヤママユガの仲間)の繭を見て、脱皮の度に大きくなる幼虫と繭の作り方のお話を聞きました。
繭の中の蛹が動いているのを触って感じることができました。
飼育林では孵化して2齢から3齢の幼虫をクヌギの葉や枝に見付け、大きさや色、動きといった様子を観察しました。
また、やまこの天敵や成育の妨げになる他の虫たち(ケムシ、ミノムシ、マイマイガなど)を子供たちも協力してたくさん取り除くことができました。
美しい緑色をしてクヌギの葉にとけ込むようにしている数多くの2齢、3齢の幼虫たちを見ることができました。次回さらに大きく成長した姿が楽しみです。
やまこの学校 Facebookでも飼育林の様子などを見られますので、どうぞご覧ください。
運営委員 八板千佳