新型コロナウィルス感染拡大防止のため、室内作業となる糊付けは予め古田先生に行っていただき、地元の運営委員とスタッフが山付けを行いました。
山付けとは、卵を糊付けした短冊形の和紙を芽吹いた枝にホッチキスで留めていく作業のことです。
和紙1枚に約30粒の卵が糊付けされていますが、ふ化するのは8割、育つのはその7割程度になってしまうそうです。
それでも食欲旺盛な幼虫の事を考え、クヌギの葉がたくさん芽吹いている木を探しながら、一本の木に1枚ずつ山付けをしました。
古田さんによれば、最近は温暖化の影響で山付け後2~3日でふ化するようになったとのこと。
ホッとする間もなく、今度は幼虫を天敵から守る戦いが始まります。